6.暴力が激化するいくつかの要因

●自己処罰願望
この人たちが激しくなる要因がいくつかあると思います。

一つの要因は、子ども側が持っている「自己処罰願望」だと思います。
罪悪感、自己処罰願望などというものはろ ...

昨年の夏、久留米大学医学部の同門会(同窓会)の記念講演に呼ばれました。そのときの話を収録します。聴衆は精神科のお医者さんたちでしたが、スライドも使わず、しゃべりたいことだけをしゃべってきましたので、皆さんにも参考になると思います。

以下は既に「児童心理(金子書房)」という雑誌の98年7月号(通刊699号)に収載された論考を、一部修正したものである。
雑誌では、「叱れない親と叱り過ぎる親」という特集の巻頭に載せられていたもので、「いま求められている父の役割 ...

「中庭の少女」(木村千穂著、ヘルスワーク協会)という画文集の解説を頼まれた。去年の10月の学会(第7回日本嗜癖行動学会、東京・虎ノ門会館)のとき、大嶋信頼氏がこの作者の描いたものをスライドで見せてくれていて、そのとき私の頭には表題にし ...

マリの物語 「血と言葉」という本があります。マリ・カルディナルというフランス人の女性が書いた本(柴田都志子訳、リプロポート刊)です。どうしてこの本を引用するかというと、安全でない親子関係の実例を示すためです。マリ・カルディナールは精神 ...

筑摩書房刊「自殺する子どもたち」(エレーヌ・リザシェ/シャンタル・ラバット著 白根美保子/中井珠子訳)より

精神科の臨床をやっている者にとって、患者の自殺はいつも身近に漂う懸念であり、考えることの苦しいテーマである。まともに精神科医をや ...

精神療法、特にその最もアカデミックな形態である精神分析では「癒し、ヒーリング」などの語を用いることが少ない。精神分析は、ジグムント・フロイトが除反応の限界を克服したと信じたところから始まっている。除反応つまりカタルシス療法はヒステリー ...

Charles L.Whitfield 著“Healing the Child Within" (Health Communications,Inc., 1987)の邦訳が間もなく出版される。以下はその「あとがき」として書か ...

以下の文章は、現在製作中の本(仮題”寂しくて、退屈な人のために”、大和書房)の一部に用いたものです。’97年の年始に書きました。この前後、「承認」のことを考えていて、この本の中に挿入したくなったので、もうゲラ刷りの出ている段階なのです ...