明らかに、マリー・ボナパルト、ルー・ザロメ、ヘレーネ・ドイチュなどフロイトを取り巻く女性たちは、あまりそのことをはっきり言わなかったけれども、カレン・ホーナイは、比較的フロイトと距離がありました。第二次大戦後すぐにアメリカで活躍し始め ...

斎藤学(家族機能研究所)

上野さんには、この会を非常に実りあるものにしてくれるような質問を出していただきまして、ありがたく思っています。早速、最初のご質間からとりかかっていこうと思います。
臨床については、さっき言ったように「ヴ ...

上野千鶴子(東京大学教授)

私は、臨床心理学は全くのど素人です。ど素人の特権を利用して、きょうはセラピー及びカウンセリングの業界の皆様方に対して、常日頃抱き続けてきた素人くさい質間をぶつける絶好の機会と思ってまいりまして、私のきょうのコ ...

このあたりの説明を、ベンジャミンは、自己主張と他者承認の成立を阻む男性のアイデンチィティととらえていて説得力があります。自己主張と他者承認は、自己と他者の関係のなかの中心間題とベンジャミンは考えますが、男性の発達過程そのもののなかには ...

臨床社会学研究会(1988年7月13日 於:家族機能研究所)

波田あい子(家族機能研究所/東京都精神医学総合研究所・客員研究員)

「フェミニズムと臨床」というテーマでl 時間ばかり比較的生まじめに、まず私からご報告をしたいと ...

3 薬物依存概念の解体と近代精神療法

先に紹介したとおり、現代における最も先端的な精神療法はナラティブ(narative)セラピーである。ここでは既存の様々な信念や概念が解体(脱構築 deconstruct)され、新たな物語(ナラティブ ...


1 精神療法と「癒し」

精神療法、その最もアカデミックな形態である精神分析では「癒しhealing」などの語を用いることが少ない。精神分析は、ジグムント・フロイト(Freud,)が除反応の限界を克服したと信じたところから始まっ ...


家族ってなに?

家族というのは何でしょうかねというのが、ここ数年の間、だんだん私の頭の中に強く浮かぶようになった。家族の縁を作るということは非常に難しい。

極北の地に生きるヘア・インディアンは、自分の子どもを父と母 ...

質疑応答

齋藤それでは適当に始めさせていただきます。みんな面白い質問なんですが、全部答えられないかもしれません。

「ケチとブリミアの関係について」

質問にはブリミアンと書いてあるけれど、ブリミアンという言葉はあまり使いません。 ...

4)女性の保守化

それから私がもう1つ付け加えて言いたいことは、日本の若い女性の保守化ということです。日本のウーマンリブからフェミニズムへの動きが地に付いたものじゃなかったというせいもあるのかもしれませんが、アメリカでもそうだったけれど ...