西尾和美メッセージ(2007年7月)

暑い夏になりました。北カリフォルニアの私の家も、35度C以上の日が続き、冷房なしでは暮らせなくなっています。周りのぶどう畑のつるがどんどん延びて、8月には色づき始めます。今年は水不足になりそうで少し心配です。

6月の始めに、1ヶ月ほどの日本滞在を終えてアメリカに戻ってきましたが、今回の訪日はスケジュールが過密すぎて、疲れが長い間とれませんでした。今やっと、元の体に戻りつつあります。

日本でお世話になった方々に心からお礼を申し上げます。名古屋市立大学小児科医師グループのカウンセリング講座、ファミリー&チャイルド研究会の青少年のサイコセラピー技法、IFFのトラウマ講座、ツーデイワーク、仙台でのワンデイワーク、東北会病院の専門家向けワークと講演、人間総合科学大学での講演、SayaSayaの徳島ワーク、JAFACT学会などで、たくさんの方とお会いできて充実した日々でした。

特に感動して楽しかったのは、徳島の日和佐町の海で見た、海がめの産卵でした。昨年は、シーズン全体で、2匹しか上陸しなかったそうですが、4日間滞在中、真夜中に2匹の産卵を観察することができました。
今回が、日本の癒しの旅のワークの最後でしたので、良い記念になりました。

ところで、今年の秋の訪日が取りやめになりましたのでお知らせいたします。とても残念ですが、夫の看病のため、やむなくキャンセルさせていただくことになりました。
すでにたくさんのイベントがスケジュールに組み込まれていましたので、とても心苦しい思いです。どうぞお許しください。
来年2008年の春の訪日もありませんので、次に皆さんとお会いできるのは2008年の秋です。

ファミリー&チャイルド研究会主催の、臨床心理専門家向けカリフォルニア州シーランチでの研修は、2008年の2月に予定どうり行うつもりです。

今、Grievingについて、文献を読んだり研修を受けたりしています。知人や家族の誰かを失ったとき、どのようなプロセスで、どのように対処したらよいのか、個人的にも、専門家としても興味があります。特に、突然の事故死、自殺、他殺、長い闘病後の死、子どもの死などを身近に経験した人たちのケアについて考えています。
人間として避けて通れない身近な人の死からどのように回復するかは、大切な課題だと思います。いつか、この課題について日本で研修会を開きたいと思っています。

それでは皆さん、暑い夏、お体に気をつけてお過ごしください。

Posted by nishio