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      <title>玉井仁の「日々の認知行動療法」</title>
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      <description>臨床心理士の玉井仁が認知行動療法の理論と実践についてわかりやすく解説します</description>
      <language>ja</language>
      <copyright>Copyright 2009</copyright>
      <lastBuildDate>Fri, 10 Aug 2007 15:17:26 +0900</lastBuildDate>
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         <title>休止のお知らせ</title>
         <description>　突然ですが、本ブログを休止することになりました。
　理由は至ってシンプルで、私が現在の職場であるIFFを退社するからです。

　今まで、ご愛読いただきました方々には、この場にてお礼を申し上げるとともに、皆様のご健勝と更なるご活躍を祈っております。

　本ブログの目的として認知行動療法を何らかの形でお伝えし、その中で役立つものを取って活用してもらえれば、という意図を持って始めました。
　最初は私が行っている認知行動療法講座に参加できない人にも、その内容を知っていただけたら、という思いもありましたが、その後様々なトピックに関して書かせていただきました。</description>
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         <pubDate>Fri, 10 Aug 2007 15:17:26 +0900</pubDate>
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         <title>検討方法（5）　ホットスポットの同定し、感情を探る</title>
         <description>　感情のホットスポットといわれるものがあります。ある文章を読んでいたら、急に引き込まれて過去の記憶が出てきたり、イメージにとらわれるような感覚に陥るかもしれません。
　また、自分が気にしていることを目にした際に、知らず知らずに涙が流れたりすることがあるかもしれません。
　例えば、子育て中の母親が、世の中の様々な事件を聞くにあたり、昔はそれほど感情が出ることは無かったのにそのような情報に接しただけで涙してしまう、といったこともその一つでしょう。
　自分の中に知らず知らず出てくる強い感情です。</description>
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                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">検討方法</category>
        
        
         <pubDate>Mon, 06 Aug 2007 16:10:49 +0900</pubDate>
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         <title>検討方法（4）　自分のスキーマの源への手紙</title>
         <description>　次の検討方法は、自分自身に対し、または自分がネガティブな考えを抱くに至ったきっかけとなった人（たち）に対して手紙を書いてみることです。

　認知療法に限らずとも、トラウマワークなどでも活用されることのある方法ではあります。
　このような作業をする時には、しっかりした態度で自分の意見を主張するつもりで書いてみてください。その時に自分がどのように感じたのか、そして今、そのことをどのように考えるにいたり、この作業をしながらもどのように感じているのか、書いてみてください。
　書いたものを本当に相手に送ることを考えなくて良いです。書いたものを後から振り返って自分の変化を確認する為に使うことも出来ますが、どうしても手元においておきたくない場合には、安全な場所に保存するのか、破棄してしまうのも状況によっては仕方ないでしょう。</description>
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         <pubDate>Mon, 30 Jul 2007 13:39:37 +0900</pubDate>
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         <title>検討方法（3）　選択肢を考え出す</title>
         <description>　続いてオーソドックスな方法ですが、選択肢を考え出す、という基本に戻ります。

　これは、どんな場面においても選択肢はある、行き詰ってどうしようもなくても選択肢はある、という考えの上に行うものです。
　難しい話をすると、ジョージ・ケリー（1995）は構成的選択論を提案しており、その方法を提案している。また、アメリカのウィリアム･グラッサーは1960年代に現実療法を提案していたが、近年に入って選択療法、と言い換え、その理論を選択理論と呼んでいる。
　この現実療法も、認知療法を似たところが多々ある。何事も選択が出来ると言うことなのです。</description>
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                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">検討方法</category>
        
        
         <pubDate>Fri, 27 Jul 2007 16:30:21 +0900</pubDate>
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         <title>検討方法（2）　二重の基準法</title>
         <description>　AさんがBさんに相談をされました。
「パートナーのCさんとの仲がうまくいっていないので、このところ何事もやる気が出ないの。どのようにしたら良いと思う？」
　といったものでした。

　Aさんは、BさんがCさんとうまくやって行きたいし、まだまだ何とかやっていけそうだという事を話を聞いて感じていたので、「大丈夫よ、心配しすぎよ、きっとそのうちうまく行くわよ」とアドバイスをしていました。

　そんなある日、Aさんは自分のパートナーであるDさんと喧嘩をしてしまいました。そしてAさんは、
「Dと喧嘩するなんて私はもうダメだ、Dはもう私のことを嫌いになってしまったに違いない。Dとはもう仲直りは出来ないんじゃないかな。どうしよう」
　と考え、憂うつになってしまいました。</description>
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         <pubDate>Mon, 23 Jul 2007 16:30:48 +0900</pubDate>
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         <title>検討方法（１）　損益分析（メリット･デメリット）</title>
         <description>　さて、前回にお約束していたように、今回から数回にわたって認知行動療法の技法を幾つか紹介する。改めて、すごい技法を出していくのでもなく、まずは基本から認知行動療法ではどのように話を進めていくのか、見てください。

　最初に紹介するのが、損益分析です。簡単に言うと、メリット・デメリットの検討です。簡単すぎて、もう終わってしまった。以上で説明を終えることのメリットは、

＜メリット＞
・ 私がこれ以上書かなくて済む、
・ 私の目が疲れない、
・ 読者の方は想像力がたくましくなる、
・ ＰＣの稼働時間が減って省エネに繋がるかもしれない、
・ じっくり読んでもらった後での実りのない文章を後悔してもらわないで済む、

などがあげられよう。</description>
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                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">検討方法</category>
        
        
         <pubDate>Fri, 20 Jul 2007 15:08:08 +0900</pubDate>
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         <title>長く続く抑うつ感に対して</title>
         <description>　CBASP（Cognitive-Behavioral Analysis System of Psychotherapy：認知行動分析システム精神療法）というアプローチがある。
　21世紀初頭にイギリスで発表され、慢性うつ病等に効果が確認されたといわれ、注目を集めたものである。
　面白い事に、境界性パーソナリティー障害などには効果が全く無かったとの報告もあり、適切なアプローチも症状によって異なる事をはっきりとさせてもいる。

　CBASPに関しては私は専門家ではないのだが、その中で参考になる点があればと思い、概略を述べてみる。

　まず、うつ病を「個人×環境」の相互作用と位置づけ、ストレッサーに対する適切な対処が上手くやって来れなかったことによって生じているという立場に立つ。また、自己責任を重視しており、うつ病者が自分の人生に対して責任を負うと考えている。

　これは、人生における選択肢を増やす可能性を追求したものでもある。そして状況の理解と、自分の行動が状況に及ぼした関連を見つめ、問題解決技法を教え、自らの行動の結果がどのようになるのかを自覚できるようにしていくのである。
　その際に、治療者と患者の間の関係を密接に取り扱うので、治療者にもかなりの技量と境界線の制御能力が求められる。
　その中でも対人分別練習も重要な部分で、治療者は自らを活用しながら患者の重要な他者との関係を探り、問題になり易いポイントを明確にしてアプローチするのである。</description>
         <link>http://iff.s116.coreserver.jp/tamai/archives/2007/07/post_9.html</link>
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         <pubDate>Tue, 17 Jul 2007 13:55:18 +0900</pubDate>
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         <title>何とかしたくないのか</title>
         <description>　何とかしたい、改善したい、問題である、と認識しているにも関わらず、そして長期的に治療を受けているにもかかわらず改善の兆しが見えないことがある。
　そのような際には、その改善の兆しを治療者がどんな些細なものでも適切に拾い集めて、本人が気がつけるように返していく事は大変に重要なことであるが、認知行動療法における検討においてもう一つのアプローチがある。
　それは、改善しないことのメリットを確認することである。</description>
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         <pubDate>Fri, 13 Jul 2007 15:04:21 +0900</pubDate>
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         <title>スキーマについて(2)　どのように問題が続くか</title>
         <description>　今回は、スキーマがどのように活性化され続けているのかを見ていく。大きく三つの方法がある。

１　スキーマの維持（あきらめ）：
　これは考え方や行動の仕方によるもので、中核信念を永続させているものである。

　自分を「私は人に受け入れられない」とみなしていたAさんは、自分自身を人生のどのような領域においても、いつも人に受け入れられることを求めずに、消極的にしていることを自分の落ち着くことだとして頑張ろうとはしない。
　これは、あきらめとも言えよう。</description>
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         <pubDate>Mon, 09 Jul 2007 15:37:37 +0900</pubDate>
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         <title>スキーマについて（1）</title>
         <description>　今回は、中核信念、スキーマ（どちらも同意、絶対的信念ともいう）について書いてみたい。
　スキーマについて焦点を当てたアプローチで有名なのはYoungというアメリカの人で、スキーマ療法を唱えている。

　まず、スキーマとはどのようなものなのか、簡単に見ていこう。
　様々な状況において、人により反応の仕方があること、つまり癖があることは述べてきた。（『考え方の癖』参照）

　例えば、Aさんの話を考えてみよう。Aさんはうつで休職中の会社員です。Aさんは、仕事で失敗したら「ほら、やっぱり俺はこうなるんだ」と考え、成功しても｢どうせ偶然に違いない、これから大きく落ちていくんだ｣といった考えが頭にあり、どちらにしても自分の中に憂うつな気分を導いてしまう、ということが確認されていた。</description>
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         <pubDate>Thu, 05 Jul 2007 14:00:41 +0900</pubDate>
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         <title>自分にとって大切なこと</title>
         <description>　前回、ベックが唱えた仮説と認知モデル、そして物語について書きました。今回はそれに引き続き、「大切なこと」について書いていきます。
　それは、ベック（1976）の「個人的な大切な領域」（各人の生活における大切なもの）の概念についてです。

　あなたが大切にしていること、大切にしたいことは何でしょうか。
　自分が大切にしていることを、人が同じぐらい大切にしていないのを見ると、不快に感じるかもしれません。</description>
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         <pubDate>Mon, 02 Jul 2007 16:24:41 +0900</pubDate>
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         <title>認知内容特異仮説（Beck, 1976）</title>
         <description>　今回は、最初に認知療法の創始者であるベックが唱えた一つの仮説について振り返ってみます。認知内容特異仮説というものです。

　この仮説は、それぞれの感情の障害は、それに応じた典型的な認知内容またはテーマを持っているというものです。つまり、抑うつ感情は価値の引き下げや喪失によって導かれる、不安という感情は危険や脅威によって引き起こされる、恐怖という感情は状況特異的な危機によって生じる、被害妄想は正当でない押し付けによって生じ、怒りといった感情は正しいことが守られないことによる、といったものです。
　この仮説は、1980年代に行われた実験的調査によって立証されています（Weisharr, 1996）。</description>
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         <pubDate>Fri, 29 Jun 2007 17:02:12 +0900</pubDate>
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         <title>認知行動療法は、何をしたいのか</title>
         <description>　認知行動療法では、考えにも行動にもアプローチしていきますが、前回のように考えに対してアプローチしていくことは、立派な対処方法でしょう。
　いずれにせよ大切なことは、頭に浮かんでいるものは「考え」であり、最初から良い考えが出てこない場合でも、出てきた嫌な考えに対してどのように考えるかはあなたの自由な選択に任されているのです。

　問題が起こった時に、人のせいにするのも考え方の一つの選択肢です。ただ、最終的には自分で責任を取れるようにしたほうが、喜びも多くあるようです。
　自分で責任を取る喜びは、その大変さとプレッシャーとも背中合わせになるようですが、自分のことを自分でやっている、自分の事を自分で選べるようになります。</description>
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         <pubDate>Mon, 25 Jun 2007 11:12:14 +0900</pubDate>
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         <title>認知行動療法で、何をしたいのか</title>
         <description>　このところ、考え方のくせについて書いてきました。

　さて、くせは分かったもののどうしたらよいのだろう、と途方にくれている方はいますか。それとも、そのくせと上手く付き合えるようになる方法を見出せているでしょうか。

　認知行動療法のグループでよく確認する質問があります。

「あなたは困ったくせ、つまり嫌な考えや嫌に感じる感情が自然に出てこないようになることを求めているのですか。それとも、その困ったくせにうまく対処できるようになりたいのですか」

　あなたはいかがでしょうか。多くの方が、心情的には前者だと思うのではないでしょうか。しかし、またその内の何割かの人も含め、後者だと思う人もいるでしょう。</description>
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         <pubDate>Fri, 22 Jun 2007 11:49:46 +0900</pubDate>
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         <title>考え方の癖（11）個人化　くせについて</title>
         <description>　個人化とは、何か嫌な事柄が起こった際に、自分に責任がないような出来事に対しても自分のせいにしてしまうといった癖のことである。
　ある意味、エスパーに似ているが、この場合のエスパー能力はある特定の事柄を自分が引き起こしている、というものである。
　絶大なる影響力が世間に及ぼされているのである。

　ある人は、赤信号に出合うことが多い。このEさんは、信号が赤になるのは自分のせいだと考えるに至った。自分が信号を使う時でない時でも、赤信号で止まっている人や車を見る度に、「悪いなぁ」と思うようになっている。</description>
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                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">考え方の癖</category>
        
        
         <pubDate>Mon, 18 Jun 2007 09:21:07 +0900</pubDate>
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