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2007年08月06日

検討方法(5) ホットスポットの同定し、感情を探る

 感情のホットスポットといわれるものがあります。ある文章を読んでいたら、急に引き込まれて過去の記憶が出てきたり、イメージにとらわれるような感覚に陥るかもしれません。
 また、自分が気にしていることを目にした際に、知らず知らずに涙が流れたりすることがあるかもしれません。
 例えば、子育て中の母親が、世の中の様々な事件を聞くにあたり、昔はそれほど感情が出ることは無かったのにそのような情報に接しただけで涙してしまう、といったこともその一つでしょう。
 自分の中に知らず知らず出てくる強い感情です。

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 ホットスポットにおいて感じる感情は必ずしも熱い感情だとは限りません。
 冷たい感情を感じることもあります。妙に感情がなくなるような感じがするのもその一つです。すごく怖い思いをする時に、熱い恐怖を感じずにスーッと背筋が凍るような感覚を感じるようなものです。
 ホットスポットでは、逆に感情が抑えられてしまって感情がなくなってしまったかのように感じることもあるのです。

 人により、ホットスポットの場所は異なります。自分はどこにホットスポットがあるのか、以上の様な感覚を確認しながら検討を進めていくのです。
 本を読んでいたり、映画を見ていたり、TVをなんとなく眺めていたり、日常の噂話をしている時などにも、ふとホットスポットに触れることがあります。そのようなことは特に問題ではありませんが、自分がどのようなホットスポットを現在持っているのかを知っておくのは大切なことです。し
 ばしば克服したいと思う問題が感情と密接に関わっていることもありますので、自分の感情を理解するためにも大切なことです。

 ホットスポットは、すぐになくなるとか消えるといったことはありませんが、ライフサイクルや自分のおかれている状況によって変化していくことはあります。
 そして、ホットスポットを明確に出来て、どのような感情が自分の中に生じるのかもはっきりさせることが出来て、それに備えることも出来るようになる練習を積むことも進めていけるでしょう。

 自分の苦手を克服する、と言うこともあるかもしれませんし、それはそれで素晴らしいことですが、かといって苦手が全くなくなると言うことでもないのかもしれません。
 一つのくせが無くなるということは、異なったくせを身に着けるということでもあります。どんなにくせをなくそうと思ってもなくなるものではありません。
 苦手なことも無くなっていっても、更に新しい苦手な事が出てくるかもしれません。いや、苦手だと感じているからこそ勇気を奮い起こせると言うこともあるかもしれません。苦手も有用です。

 自分の事を知ることは、自分が対応していきやすくなるということです。アサーティブトレーニングというのをIFFにおいても行っていますが、アサーティブがうまく出来るためには、自分が何を感じているのか知らなければなりません。そして、それを主張したいのかどうかも分かっている必要があります。

 ホットスポットとに気がつくことだけでは解決にならないことが多いかもしれませんが、そのことに気がつくことで自分が取り組むことがはっきりすることは多々あります。
 焦らず、じっくりと味わいながら進めていきましょう。

木附ブログ

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投稿者 iff : 2007年08月06日 16:10

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