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2006年09月12日
外傷性記憶を語った後(3/3)
手紙、その2、06年8月某日
S先生へ。今年の夏のフラッシュバックの件の続きです。先生のミーティングで15年前の事件のことをシェアしたので今年は大丈夫かと思ったのにまた起きました。先週の水曜日、フラッシュバックについて先生への手紙(前掲)に書いてSSA(サバイバーズ・オブ・セクシャアル・アソールト:性暴力生存者ミーティング)でもシェアして帰りました。帰りに最寄り駅を出て西日にあたって暑いと思ったら、月曜日にみた悪夢と6年前にみたもっとひどい悪夢を思い出しぞっとしましたが、長くは続かずフラッシュバックは起きませんでした。
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その夜は3時に目が覚め、6年前にはじめてフラッシュバックを起こした時のことを思い出し朝方まで眠れなくなり、翌、木曜日は午前中ベッドで休んでいたら頭痛がして、とにかく家に居る場合ではない、逃げなきゃと思い外出しましたが、人目が気になって体が緊張し顔が強ばりました。
日常最低限のことをするのがやっとになり、金曜日も朝5時半に目覚めて眠れなくなり、頭痛と下腹痛がしておでこが熱くなりました。疲れていたのでその日の午前中ベッドに横になりました。寝室の天井を見ると、15年前無感覚に強姦されていた自分の感じと天井を見ていた自分を思い出し、ホテルの部屋の映像がよぎることに気がつきました。
気づいたことをすぐメモに書こうとしたら眠くなり、クリニックの受付にいる夢とS先生と話している夢を見ました。昼過ぎに目を覚ましたら、頭痛、恐怖、不安、苦痛がだいぶ楽になり下腹痛が残りました。
翌土曜日は下腹痛が断続的に続き、心底悲しい気持ちになりました。日曜日も水に流されたり、泣いたり、殺される恐怖を感じたり、襲われそうになったり、侵入されたり、逃げて追いつかれそうになったりする夢を見ました。けれど下腹痛も軽くなってきてフラッシュバックはピークを越えた感じがしました。
今週は月曜日から木曜日まで朝5時半に目が覚めます。今年は夫と一緒に「ブログ」を読めたことが本当によかったです。夫には6年前にだいたいの内容は話しましたが、その後事件のことには触れないで来たので、このブログを読んでもらい私に起こったことのエッセンスを伝えることができました。事件のエッセンスを知っている人が身近にいてくれること、夫に「フラッシュバックがつらい」と言えることが、こんなに自分を安心させるとは思いませんでした。
夫には今まで「何も聞かないでほしい」、「触れないでほしい」と思ってきたのに、急に「関心を持ってほしい」、「質問してほしい」と要求するようになったので、彼は混乱しコミュニケーションはぎくしゃくしています。
私はクリニックにつながって6年でやっと先生の診察にたどりつくことができました。当初は先生と出会うこと、先生に私の体験を話すこと、先生と関係を作ってゆくことが私の願いだったはずなのに、願いを見失いどんどん遠くへ流されました。戻ってこれて本当によかったです。(終わり)
2006年09月12日 17:51:[←ブログメインに戻る][←IFFトップページへ][↑ページ上端へ]