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2006年09月28日

おなら恐怖(2/4)

(続き)
(S)それと気になるのは、今年に入ってから「心の中のこびと」が彼女の対話相手になっているそうで、ときどきはその「こびと」の声に影響されてしまうようです。
 家族以外は誰とも付き合わないので「空想のお友だち」が必要なのでしょう。
 その点はA先生もそういうものとご理解なさっているようですが、万一、違う種類の病気の発症も考えなければならないのではと心配なさっています。

(Q)そういうことについて娘は何も話してくれないのです。

===
(S)A先生はあなたと夫との関係について書いてくれていませんが、「家族療法が必要」と考えておられるようです。
 ご夫婦の間で、何か問題があるとお考えですか?

(Q)あります。私は夫とも、夫の親族ともうまくやっていけません。彼の事業にも協力する気にならないので、自分で事業しようと考えているところです。
 そもそも親に勧められて安易に結婚してしまったことが間違いだったと思っています。夫は仕事でくたびれ果てていて、私に関心を示してくれません。数ヶ月前から寝室に衝立を持ち込んで夫のベッドと私の間に立てました。それからの方が安眠できます。

(S)お嬢さんはそうした親たちの問題に気づいているようですか?

(A)気づくというより、私の方から夫への不満を娘にぶつけて聞いてもらっているところがあります。
 もちろん良いこととは思っていませんが、娘と話しているうちに夫へのグチになってしまっていることがあって、その点は「まずいな」と思います。

(S)A先生は「家族療法を」と望んでおられるのですが、あなたのご主人や娘さんは、ここまで来てくださるでしょうか?

(A)それは大丈夫です。娘は何とかしたいと思っていますし、夫には「よろしくお願いしてくるように」と言われてきましたから。
 ただ、どんなことをするのか? どのくらい時間がかかるものなのか? うちのようなケースの場合治るのか? ということをお聞きしたいです。

(S)三人そろって遠くからいらっしゃるので月に1回、お休みの月もあって年に10回くらいのペースではどうでしょう。多分「おなら」のことは話題にしないでしょう。それより、あなたがた夫婦がどんなふうに一緒になって、今はどんなやりとりをしているか、それを娘さんがどんなふうに見ているかを知りたいですね。
 そのうち娘さんはお一人でこちらへ来るようになりますよ。

 あっ、そうだ。ちょうどここに、「おなら恐怖」のことがきっかけで10年ほど前に治療に来て今は大学を卒業して心理療法士になる勉強をしようとしている女性の手紙があります。これは私のブログに載せていいと許可をとってあるものなのですが、ごらんになりますか?

(A)ええ、ぜひ。
(続く)
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