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2006年06月06日

ひきこもるヒーラー(4/4)

(続き)
image060606.jpg それからせっかくヒーラーなのだから、お母さんをヒーリングなさい。彼女は背中が重いはずです。

(Q)肩がこってるというのです。私はヒーラーの仕事の一環としてマッサージもしますので、ときどき揉んであげますが、甘えさせてしまうとまずいのでは?

(S)揉むよりいいのは宙ぶらりんにして空(くう)に浮かせることです。できるでしょ? そのくらい。

(Q)いやぁ、ボク、催眠はやらないもので。

(S)やれますよ。やらなきゃヒーラーで食っていけない。穏やかに話しているうちに宙に浮かすのです。

===
 例えばお母さんから「いっそ、同居しようよ」と提案されたとする。これはチャンスです。「それはいい。お金がないから助かる」と言いつつ「でも一人暮らしも捨てがたい」という。まずあなたが迷ってみせる。
 次ぎに、一人暮らしの利得について母の立場で話して母も迷わせる。ここが難しいかも。あなたたの場合は母の居宅が狭いとか、猫アレルギー(があるかどうか知りませんが)とか言えばいいでしょう。風呂場の水を溢れさせてしまうかも知れないと言うのは使わないこと。嫌な記憶はこの際まずいのです。

 お母さんが充分に迷い始めたら「考えてると疲れるよね」と言いましょう。「ちょっとトンでみる?」と軽く訊く。「ナニそれ?」と言われたら、「いいの、いいの、任せて」と言って軽く目を閉じさせる。
 目を閉じると光の残像が網膜に残るから「水槽にお魚泳いでるでしょ?」と言う。その後は「水槽の隣に鏡があるから見てね」と言ってもいいし、数字の0をイメージさせてそれを鏡に変えてもいい。「鏡に何か映ってるでしょ?」に「うん」といったら、お母さんのイメージを利用する。「何も」と答えたら「小さいときの私が映ってるはずよ」と言う。どちらにしても「小さいときの私」というイメージに持って行きます。

 それに成功したら、鏡からあなたを出すか、自分が鏡に入るかしてあなたを抱っこさせる。声の調子を変えて「ママ、一緒にお空を飛んできれいな景色を見に行こう」と言います。できるだけ幼児の声で。二人は今までに見た最もきれいな景色を一緒に見るわけですが、それを初めに見るのは母の方です。景色を説明してもらってください。あなたもそのイメージに入って行きましょう。あまり長い時間浮かんでいてはいけません。せいぜい5分、ふつうは数分。それから「戻ろうね」と言って「はい地上に降りました」、「ゆっくり息を吐いて、吐きおわって一秒たったら吸ってね」と言い、これを3回繰り返します。最後の息を貯め込んだところで、「ハイ」と軽く言って、大きな声でゆっくり1、2、3とかぞえ、3の直後に両手をパチンと打ち合わせながら「目を開いて」と言います。その直後、あなたの方から「ねぇ、肩が軽くなったでしょう」と言うのです。

 これはまやかしでも何でもありませんよ。コミュニケーション論的に理にかなった親子同時のイメージ誘導セラピーです。どこが理にかなっているかは自分で考えてみてください。お母さまは喜ぶし、あなたをアメリカで勉強させた甲斐があったと思うでしょう。効きますよ。何回もやればうまくなって、あなたの施療にも使える。
 こうした方法を使う方が、境界パーソナリティをどうするこうするという話に持って行くよりずっと有効です。(終わり)
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木附ブログ

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2006年06月06日 16:02:[←ブログメインに戻る]←IFFトップページへ][↑ページ上端へ