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2006年05月25日
06年5月19日(雨)(2/2)
(続き)
もちろん福岡はじめ九州各地の精神科医たちにも会いましたが、今回は忙しい彼らの足手まといにならないように気をつけることにして、3泊4日の間なるべく一人でいることにしました。夕刻に終わる学術集会の後、一人で街をぶらついていると、久しぶりに「ロスト・イン・トランスレーション」(というタイトルのアメリカ映画)の世界に入ります。
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グランド・ハイアットに泊まっていたのですが、隣接するカナルシティは女性用の店ばかりですぐ飽きてしまい、結局本屋に入ってDVD(『市民ケーン』『カサブランカ』『オクラホマ魂』など)6本と桐野夏生の『ダーク』、角田光代の『東京ゲストハウス』他数冊を買い、文庫版だけ広島前後の車中で読むことにしてかさばるものはホテルから郵送しました。高い買物です。もっとも『カサブランカ』は深夜、ホテルの自室で見ました。この映画を最初に見たのは10代だったから、ボギーとは半世紀ぶりの再会ということになります。
水曜の夜遅く福岡に着いたので博多での昼食は3回、夕食は2回でしたが、二日の夕食と3日目の昼食はホテル5階の「なだ万」内にしつらえられた『清水』という寿司屋。一人だとやはり寿司屋のカウンターが落ち着きます。いつもは大勢で長浜の魚河岸にある『たつみ』という店に行くのですが、今回はさすがにそこまで出かける元気がなかった。しかし良い寿司屋さんでした。また行こうと思っています。
2回目の夕食はホテル前の川端の屋台のラーメン屋。チャーシューをつまみにビール中瓶2本の後、ラーメン。まずかった。チューブのニンニクをたっぷり入れたら更にすさまじい味になり、半分以上残して退散。口なおしも考えたがまったく食欲がわかず、おまけに胸焼けで酒も飲めなくなったのは年のせいでしょう。
結局、ホテルのバーでペリエとコーヒーを飲みながら『東京ゲストハウス』を半分読み、部屋に帰ってイングリット・バーグマンとハンフリー・ボガードのDVDを観終えたのが午前1時ころ。サイレース1mg服用してから、『ダーク』を読み始めたところで布団に入りたちまち意識混濁。セットしたモーニングコールが鳴る朝7時まで快眠できました。『ダーク』はそのままベッドに置き忘れて、帰京してからアマゾンに発注しました。まだ届いていません。
元来時間にはケチな方なので今書きかけの本のための資料やパソコンを持参していたのですが、そちらの仕事には翌朝になってもまったく気が向かない。それでも折角だからと『家族療法入門−システムズアプローチの理論と実際』(遊佐安一郎、星和書店)という古めかしい本を学会場に持ち込み、講演に飽きると喫茶店で読んでいました。
「今更なぜシステムズアプローチ?」と訊かれそうですが、今書いている本の中で「コミュニケーションとしての嗜癖」という問題をわかりやすく説明してみたくなり、勉強し直していたのです。参考にはなりましたがまだその原稿は書いていません。あれから広島での2泊を含めて数晩経っているわけですが、新聞のコラムやらこのブログやらの雑文ばかり書いていてその原稿から離れています。ウィルコムからW−ZERO3というモバイルが届いて、説明書を読みながらのパソコン接続にくたびれ果てているのも原因のひとつです。今晩あたり書く気になれるといいのですが。
2006年05月25日 13:39:[←ブログメインに戻る][←IFFトップページへ][↑ページ上端へ]