西尾和美メッセージ(2005年1月)

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

昨年はかなりいろいろなことが起こり何かにつけて大変な年でした。
イラク戦争は泥沼に入り込んでいるようで何人もの命が毎日失われていくのをテレビや新聞で目の当たりにするのはつらいことです。

アメリカの大統領選挙はブッシュ大統領の再選となリ、カリフォルニアの多くの人たちは落胆し、立ち上がれなくて私のところにセラピーに来ている人もいます。これほど多くの私の周りの人達が影響を受けて希望を失ってしまった選挙は経験したことがありません。この先の4年間が思いやられます。

日本の新潟地方の地震の被害も大変でしたが、この暮れのスマトラ島地域で起こった地震の津波は想像を絶します。改めて自然の大きさと怖さを思い知らされました。今のところ15万人以上の犠牲者が出ていますが、まだこれからその数字はもっと大きくなるものと思われます。私もできるだけ募金に参加していますが、皆さんも是非できるだけの援助をお願いいたします。

個人的には、昨年は私の夫が緊急入院し、看病で大変でした。一時は命を心配しましたが奇跡的に少しずつ回復に向かっております。たくさんのお見舞いの言葉有難うございました。皆さんには大変ご心配をおかけしました。又、昨年の秋に予定していましたいくつかの講義やワークショップなどをすることができず、ご迷惑をおかけしましたことを心よりお詫び申し上げます。現在は通常どうりの活動に戻っており、今年の春と秋の日本でのワークショップなどは、夫の病状に急変がない限りは行うつもりでおります。

ここしばらく、災害などのトラウマに対するメンタルヘルスに関して興味を持ち、いろいろな研修に参加してきました。今まで主に人間関係の中で起きる個人的なトラウマに対する治療に力を入れてきましたが、この分野は少し違ったものになります。火事、地震、台風、水害、事故、殺人やテロなど災害は常に身近に起こっています。
これらの災害が生み出すトラウマに対する精神療法は欠かせません。日本のセラピストや、これからセラピスト、カウンセラーになる人たちにも少しずつこれから知識を伝えていきたいと願っています。

昨年の5月に三重県の津市で行った講演会の記録がヘルスワーク協会から小冊子として出版されました。「愛着関係の形成と感情のコントロール」です。小さい時の親との関係が、どのように人間の形成に影響するかを述べたものです。又、健全な人間関係を築く上で、いかに自分の感情のコントロールをする力をつけることが大切であるかを述べました。人間関係の中で受けたトラウマからの回復に興味がある方は参考にして下さい。

この春の訪日の今のところのスケジュールです。

4/27 日本着
4/29~5/1 AIU/CSPP-日本プログラム講義
5/4~5 2ディワークショップin 麻布(IFF主催)
5/8 1ディワークショップin 広島(IFF主催)
5/11 トラウマを受けた女性のための心のケア(IFF主催)
5/13~5/15 ワークショップin 清里(IFF主催)
5/16 文京学院大学での[自分と自分の人間関係を癒すカウンセリング講座]
(Tel.03-5684-4816)
5/20~22 白神山地ワークショップ
(Saya Saya主催 Tel.090-4051-3574)
5/29 日本発

今回の「トラウマを受けた女性のための心のケア」のワークショップは2日にわたる夜の講座ではなく、1日だけの15:30~20:30で行います。
清里のワークは、久しぶりに一般向けのリプロセスワークが主なワークショップです。リプロセスワークに限らないで、美しい自然の中でいろいろなワークをしたいと思います。

Saya Saya主催の白神山地でのワークショップは、素晴らしい自然があると聞いて楽しみにしています。詳細がわかり次第又お知らせいたします。
文京学院大学の生涯学習センターでの講座は、どなたでも何回でも出席できますのでいらっして下さい。毎回少しずつ違ったことを講義します。
広島の1ディワーク、麻布の2ディワークもたくさんの皆さんとお会いできるのを楽しみにしております。

では、今年がより良い年であることをお祈りしております。風邪などひかないようお元気でお過ごしください。

カウンセリングルーム
カウンセリングルーム
カウンセリングルーム

Posted by nishio