2018年01月15日

新年の挨拶

 今年もまた新年の挨拶もすまないうちに松の内が終わってしまいました。関西地方では15日までをお正月と考える地域も多いそうなので、なにとぞご容赦ください。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 今年はいったいどんな年になるのか。いえ、これから日本は、世界はどんな時代になっていくのか・・・。年末年始のニュースや、番組等を見ていても考えさせられることが多々ありました。

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投稿者 iff : 10:10

2017年12月31日

子ども不在の国ーー第4・5回日本政府報告書に寄せて(6)

 投薬の対象とされることが増えているのは、不登校の子どもに限りません。学校、つまり日本の教育制度に合わない子どもたちへの投薬治療は全体としても増加しています。

 前回、引用した「多様性を認めない学校には行きたくない」という男の子の『子ども報告書』にも「扱いづらかったり、自分の意見を持って発言したり、授業がつまらないから勉強に身が入らないでいたりすると、すぐに『発達障害』にされる」との記述がありましたが、埼玉県在住の専門学校3年生の女の子もまた、虐待の疑いで母親と引き離された後、精神的に不安定になって「家に戻りたいと暴れたら薬を飲まされた」と『子ども報告書』に記しています。

 大好きなお母さんと引き離され、暴れずにいられるほうがどうかしています!!

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投稿者 iff : 10:00

2017年12月27日

子ども不在の国ーー第4・5回日本政府報告書に寄せて(5)

 日本の学校が「多様性を認めるもの」になっているかどうかも、はなはだ疑問です。東京在住の中学2年生の男の子は、国連に提出した『子ども報告書』に「多様性を認めない学校には行きたくない」とのタイトルで、次のような主旨の文章を書きました。

日本の学校では、苦手だったり、恥ずかしかったり、やりたくないことを無理やりやらされます。いいところは褒めてくれず、悪いところばかりが取り上げられます。先生に何か意見を言うと「態度が悪い」と言われます。扱いづらかったり、自分の意見を持って発言したり、授業がつまらないから勉強に身が入らないでいたりすると、すぐに「発達障害」「特別支援学級に行け」と言うのです。そんな日本の学校はおかしいと思います。

 上記は男の子が書いたダイジェスト版です。その全文および『子ども報告書』全体を読みたい方は、ぜひ子どもたちをジュネーブ派遣するためのファンドレイジングにご参加ください。リターンのひとつとして『子ども報告書』が届きます。

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投稿者 iff : 14:42

2017年12月16日

子ども不在の国ーー第4・5回日本政府報告書に寄せて(4)

 日本の子どものことを憂い、前回、紹介した通り「競争と管理、暴力にあふれたなかで、子どもが自分の思いや願いを出せる人間関係を持てず、子どもの発達に深刻な影響が出ている」との『最終所見』を示してくれている国連に対し、日本政府はずっと真摯に向き合うということをしてきませんでした。

 たとえば過去の報告書では、「前回、国連に提出した報告書を参照」と記述することがよくありました。本来であれば、「前回の報告審査で国連が指摘した内容にどう取り組んだか、もしくは取り組めなかったかをきちんと検証する」べきなのに、「前にも書いたことだから省略する」というような対応を平気でしてきたのです。

 そうした前科がありますから、第4・5回日本政府報告書でも同様のことくらいはあるだろうと予想していましたが、今回はもっと挑戦的でした。

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2017年12月04日

子ども不在の国ーー第4・5回日本政府報告書に寄せて(3)

 この子どもの権利条約に基づく日本政府審査に際して、私が運営委員を務めるNGOでは今回を含めて4回のカウンターレポートを国連に作成・提出してきました。
 以下にそのタイトルを並べてみます。

『“豊かな国”日本社会における“子ども期”の喪失』(第1回)
『子ども期を奪われた日本の子どもたち』(第2回)
『新自由主義社会における子ども期の剥奪』(第3回)
『新自由主義体制の中で自分らしさと他人への思いを奪われる子どもたち』(第4回)

 こうしてカウンターレポートのタイトルを概観するだけでも、日本の子どもたちが、子どもらしく生きる時間や機会を持てず、機能不全の家庭(家族)・社会で育っていることが分かります。

 それは、この日本という国がおとなとは違う、「子ども」という存在を無視した、子ども不在の国であるということではないでしょうか。

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投稿者 iff : 12:04

2017年11月27日

子ども不在の国ーー第4・5回日本政府報告書に寄せて(2)

 今の日本の状況を見てみると、親というよりもこの社会・・・つまり国そのものが機能...続きを読む "子ども不在の国ーー第4・5回日本政府報告書に寄せて(2)"

投稿者 iff : 12:30

2017年11月11日

子ども不在の国ーー第4・5回日本政府報告書に寄せて(1)

 もう10年も前の話になりますが、ある週刊誌で『子どもはもういない』という帯タイ...続きを読む "子ども不在の国ーー第4・5回日本政府報告書に寄せて(1)"

投稿者 iff : 13:20

2017年10月24日

急がされる子どもたち(8)

 一方で、市場での自由競争を信奉し、経済活動を最優先とする市民(消費者)づくりの...続きを読む "急がされる子どもたち(8)"

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2017年10月06日

急がされる子どもたち(7)

「夜スペシャル」を導入した民間人校長は、当時、学校のホームページで「100万円単...続きを読む "急がされる子どもたち(7)"

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2017年09月29日

急がされる子どもたち(6)

 1998年に行われた子どもの権利条約に基づく第一回目の国連「子どもの権利委員会...続きを読む "急がされる子どもたち(6)"

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2017年09月19日

急がされる子どもたち(5)

 いったいいつから、日本の子どもはこんなにも忙しくなってしまったのでしょうか。 ...続きを読む "急がされる子どもたち(5)"

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2017年09月06日

急がされる子どもたち(4)

 子どもたちが急がされているのは、毎日の生活の中だけではありません。    私が...続きを読む "急がされる子どもたち(4)"

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2017年08月23日

急がされる子どもたち(3)

 私が子どもたちの異常な忙しさを感じるようになったのは、震災後です。  次回、子...続きを読む "急がされる子どもたち(3)"

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2017年08月14日

急がされる子どもたち(2)

「新学習指導要領をいち早く先取りした」(静岡県吉田町の浅井啓言教育長)とはどうい...続きを読む "急がされる子どもたち(2)"

投稿者 iff : 09:08

2017年08月01日

急がされる子どもたち(1)

 8月に入っていよいよ夏本番。夏休みムードも高まってきました。みなさんは、「夏休...続きを読む "急がされる子どもたち(1)"

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