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2014年11月10日

児童相談所は子どもを守る最後の砦か(5)

 ここまで読まれた方の中には、「児童相談所(児相)がまさかそんなことをするの?!」と、にわかには信じられない方も多いのではないでしょうか。

 実は私もそうでした。

 私が知っている限り、児童相談所や子ども家庭支援センターなど、虐待問題に関わる職員は、どちらかというと「積極的に親子を引き離すようなことはしない」という印象をもっていました。
 カウンセラーの立場で「しばらくの間、分離した方がよい」とか「祖父母等、親権者以外の養育者が育てる方がよい」などと進言しても、聞き入れてもらえることはめったにありません。

 その背景にはもちろん、今回のブログ冒頭で書いたような児相の人手不足という問題もありますし、事実誤認だった場合の責任を考えると、なかなか強硬な態度に出られないということもあるでしょう。

 親子分離をタブー視していたり、「できる限り行政の手は借りず、自己責任で解決して欲しい」というような雰囲気も感じられました。

 そんな「親子分離に消極的」という今までの児相の問題を覆すように、女の子の話は次のように続きます。

嘘ばかりの児相

 お母さんへの手紙も、児相の人が言う通りに書くよう、言われました。たとえば、私はそんなことを思ってもいなかったのに「ママがアパートを借りてくれたら、家に帰れるのに」と書かされました。私が自宅に戻った後、この件をお母さんが質したところ、「そんなことは言ってないのに、自分で考えて書いたみたいですね」と児相側は言ったそうです。

 ずっと「お母さんに電話しても通じないし、通じてもお母さんは混乱していて話しが進まない」と言われていたことも嘘でした。お母さんは何度も児相に電話をし、一生懸命に話し合おうとしてくれていました。それなのに、児相側は「今はそういう段階ではない」と、突っぱね、お母さんが「どうしたら帰してもらえますか?」と尋ねても、「そちらでお考えください」と言うだけだったそうです。私に「お母さんは何もしてくれない」と思わせ、お母さんを嫌いになるよう情報操作をしていたとしか思えません。

 私はずっと家に帰りたかった。施設になんか行きたくないし、ましてや刑務所のような一時保護所になど、二度と行きたくありません。私は大好きなお母さんと一緒に暮らしたいんです。 

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