カウンセリングの進め方(4/5)

4)問題経過(症状経過)の大切さ

箱庭皆様の主訴(現在困っていること)の大切さについては先に述べていますが、同様に現在抱えている問題・症状の経過や詳細についても伺っていきます。

困っているものが身体的な症状または精神的な症状であるならば、それが発症した時期や頻度、その期間について、そしてその症状に対して医療機関、相談機関にかかったことがある場合、どのような治療・相談を受けたかということが必要な情報となります。

こうして問題や症状を正確に把握することで、カウンセリングをより効果的にすすめていくことが出来るようになります。

例えば、症状ひとつにしても、皆様の抱えている症状が身体的要因によるものか、心理的要因によるものか、環境的要因によるものかでもカウンセリングのすすめ方が異なってきます。
そして、問題・症状についてお聞きする際には、今まで受けてきた医療機関・相談機関の受診先と、先生による診断名および治療内容(お薬の処方を受けた場合にはその薬物名)と治療の継続期間、そして治療した結果や効果はどうだったかについて、症状の経過とその予後をお聞きすることがあります

時計症状に変化がみられる場合には、症状の頻度と持続期間、症状の程度の強さと変移、症状が軽減あるいは消失した時について、そしてそれらの時の環境についてもお聞きしていきます。
慢性的で長期的な症状についても、このような症状の変動が一日の生活リズムの中で認められることがあるので、長期的な変化と短期的な変化をあわせてお聞きしています。

このように症状を詳細にお聞きしていくことで、問題経過(症状経過)が実は相談される方にとっても、ご自分の精神症状で数年間苦しんできている方が、ずっと苦しいままで数年間こられたのかというと、そうではなくて、実際のところ季節的に楽に過ごせる時期があったり、特定の場面では苦しいと感じないことがあることに気づくことがあります。

また、現状をしっかりと把握することで、問題の解決とする目標をはっきりさせることも出来ます。
その症状が全くなくなることをゴールとするのか、症状が軽減したり、余り起こらなくなることをゴールとするのか、はっきりと確認しながら、皆様自身も分かりやすくカウンセリングに取り組めるようになると思います。

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