ペットロス(1/3)

ペットロスとは

犬最愛のペット(伴侶動物)を失って心にぽっかりと穴が空き、さまざまな心身の不調に見舞われることです。

通常、大きな喪失を体験したとき、私たちは強い不安や孤独、罪悪感などに襲われます。
あらゆるものごとが否定的・悲観的にしかとらえられなくなり、希望が持てなくなったり、自分だけが取り残され、世の中のすべてが遠くに感じるなどの離人感に陥ることもあります。

精神的なダメージだけでなく、ふいに涙が出る、食欲の不振または過剰、下痢や便秘、吐き気や腹痛、頭痛、倦怠感や肩こり、腰痛などがひどくなったり不眠や過眠に悩まされるなどの身体症状が現れることもめずらしくありません。

これらは「最愛のペットを失う」という衝撃を受けたことに対する、正常な心身の反応です。
しかし、こうした不調が長引いたり、絶望的な気持ちが強すぎて日常生活に支障が出たりする場合には、何らかのケアが必要となります。

なぜペットロスは大きなダメージとなるのか

猫食事、排泄、散歩や遊び、病気の予防や事故の回避など、いつでも飼い主の助けを必要とするペットは、飼い主にとって子どものようなものです。

しかも人間の子どものようには成長して自立することがありません。
人間の子どもは、自分の安全を守り、ニーズに応えてくれるおとな(多くの場合は親)を安全基地として心の中に取り込むことで、独り立ちしていきますが、人間ほど大脳皮質が発達していないペットにはそれができません。いくつになっても目の前にリアルな存在としての安全基地(飼い主)が必要になります。

ペットが飼い主に無条件の愛を返してくれるのは、そのためです。“飼い主離れ”できない存在だからこそ、飼い主がただそばにいて、向き合ってくれることがペットにとって「至福の幸せ」であり、それをもたらしてくれる飼い主を唯一無二の対象として受け入れ、何があっても慕い続けます。

飼い主がお金持ちか貧乏なのか、学歴があるかないか、容姿が美しいかどうかなどとはまったく関係ありません。
飼い主をいつでも必要とし、飼い主が「その人である」こと以外、何も望まず、ただただ愛情を向けてくるペットは、飼い主にとって“永遠の幼子”と言ってもいいでしょう。

そんな“永遠の幼子”が、自分を置いて旅立ってしまうのですから、その喪失感ははかり知れないものがあります。
(文章:木附千晶(ブログペットロスセミナー))

HOME ペットロス(2/3)次の記事
前の記事境界性パーソナリティ障害(BPD)ご家族や周囲の方へ(2/2)

お問い合わせ

電話0120-87-7225(通話料無料)
(03-3583-7851(携帯電話、海外からの方))
(注:この番号は通話料無料ではありません)
スカイプciapiff
メール2回目以降のご相談予約申込
メールその他のお問合せ

※受付営業時間:10時〜17時
※相談営業時間:10時〜18時
(18時以降のご希望も承っています)
※休業日:水曜、祝日、年末年始

Posted by counsel