ひきこもり(5/5相談事例3)

母親が自分の気持ちを表現出来るようになり、家族が変化

息子が中学1年から学校の先生が厳しいからとひきこもりになり、母親はいろいろな相談機関をまわってきましたが、どうにもできないという状態の5年が経った時の母親からの相談でした。

それまで、父親はずっと浮気を繰り返しており、それが落ち着いたころ息子が不登校になりました。

母親は、「学校に行かないのはお前のせいだ」と父親と舅と姑に責められ、自分を責めて悲しくなる日々を送っていました。
息子は自室では生活せず、常に居間を占拠してパソコンをしていました。そして息子は言葉にならない怒りを、家で暴れてドアや壁を壊すことで表していました。
こちらから見ると、母親の苦しい想いを息子が代弁していて、居間で家族を見守っているように感じられました。

母親イメージ家族全体が元気になるために、まずは母親に元気になってもらうことに力を入れました。
面接を開始して、母親も自分の母親との間で言いたくても言えなかったこと、辛かったことなどを話しているうちに、母親と息子が似ていることに気づかれ、父親に対して自分の気持ちを表現するように変化されていきました。

3ヶ月後、父親は母親を気遣うようになり、息子の暴れる回数が減ってきたことを感じられるようになりました。

半年後、息子は自己主張をするようになり、何が辛かったかを話すようになり、野球をしにボールとグローブを持って外へ少しずつ出るようになりました。

9ヵ月後、父親と息子が二人でキャッチボールをするようになりました。また父親の計らいで舅と姑との接触が減るようになり、母親は父親に頼れる人として感じられるようになりました。

1年後、息子は自分の進路についてご両親に向かって「僕は学校に行きたいから、行くよ」と宣言されました。

1年半後、息子は大検に合格し、大学を目指すようになりました。母親は父親と旅行をしたり、娘と父親と遊園地など楽しく過ごすようになりました。

1年後、息子は大学に合格しひとり暮らしを始め、母親と父親は平穏な日々を送っています。今は娘の反抗期を迎え、「家の中で誰も成長過程に反抗期がなかったが、娘は反抗期があってよかった」と幸せを実感されて、相談が終了になりました。


※相談内容につきましては、ご本人の了解を頂いた上で、個人の特定ができないよう改変を加えさせて頂いております

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Posted by counsel