ひきこもり(4/5相談事例2)

家族全体が元気になることによって悪循環を断ち切る

次男ご両親がこちらの相談室に来られたのは、次男がひきこもって5年目になってからでした。

ご両親から家庭での彼の様子をうかがうと、ほとんど家から出ず、そのストレスを親に怒りとしてぶつけてくるということでした。
ご両親は次男に従わざる得ない状態で、次男との毎日に疲労困憊しておられました。またご両親は、親戚やご近所の人々に、次男のことを知られないように気を使っていて、こちらから見ると、ご両親も「ひきこもって」いらっしゃるように感じました。

まずは家族全体が元気になるために、ご両親には自分の時間を持つなどして、次男と距離を取ってもらいました。
その一時期、次男は不安定になりましたが、親に怒りをぶつけることはだんだんと少なくなっていきました。

家族の中で、ある問題をきっかけにして、その問題を解決すべくお互いに善意を尽くすのですが、(悲しいことに)そのこと自体が悪循環を引き起こす場合があるようです。
この家族は、カウンセリングに通う中で、その悪循環を断ち切り、それぞれが楽しみを見つけていきました。

今、息子さんは外に出られるようになり、仕事をしています。

最初の一歩を踏み出す勇気

20代の女性現在、20代の女性は、10代後半から家で過ごすことが多くなり、今は必要な時しか外出しない状態でした。

お話をうかがっていくと、学生時代に人間関係で傷つきを受けたことがあり、なかなか人と信頼関係を築くことが難しく、このことによって外に出るのは怖くなる、しかし孤独ではいられないというジレンマに苦しんできていることがわかってきました。

そのような体験をしてこられた方が、わざわざ相談を受けに来るということは、自分の中の勇気を全部、ふりしぼり、想像を絶するような努力をしてきたとこちらでは感じます。それくらい大変なことですから、最初の一歩を踏み出されたことに感動すら覚えました。

安心してカウンセリングを受けていただくことを重ねるうちに、その女性は他者(カウンセラー)との間で信頼関係を持てている自分を経験され、今はカウンセラーと「自分がどうなれたらよいか」を相談し、社会参加できる活動場所を探しておられます。


※相談内容につきましては、ご本人の了解を頂いた上で、個人の特定ができないよう改変を加えさせて頂いております

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