境界性パーソナリティ障害(BPD)(5/7状態)

境界性パーソナリティ障害(BPD)の状態

マスターソンらによると、境界性パーソナリティ障害の人格は、強く「良い自分」と「悪い自分」に分裂(スプリッティング)しており、自らのコントロールが出来ないほど激しく入れ替わってしまうことが問題として挙げられます。

前述の診断基準の(2)にあったように、他者を過大に評価し理想視(理想化)していたかと思うと、彼らが期待するような形で自分を「わかってもらえない」と察した瞬間から急にこきおろしたり激しい攻撃性を向けたり(脱価値化)する不安定さを持ちます。
さらに診断基準の(1)で示されるように、見捨てられないように、または自分の思うままに操ろうとする結果、他者と安定した関係が保てないのです。
(Masterson M.F. & Lieberman A.R.著 『A Therapist’s Guide to the Personality Disorders』2000年)

女性イメージ境界性パーソナリティ障害の人は大きく二つのタイプに分けられるとも言われます。
ひたすら相手に従順に合わせ、相手を待ち続けようとするタイプと、自ら積極的に相手を巻き込んでいくタイプです。
後者は、「必要以上の世話を焼こうとする良い人に思うことも出来る人」でもあります。

いずれにせよ、どちらのタイプでも前述の良い自分・悪い自分の交代が激しく、感情の抑制が出来なくなった時の状態は似たような状態を示します。
ただ、周りの人からすると、前者の従順に見えるタイプの人のほうが豹変するように見える為、対応に混乱が強く表れます。

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