5月23日 心の傷を繰り返し語る

 過去に受けた心の傷(トラウマ)を語りましょう。

 トラウマを心の奥深くとじこめていたり秘密にしておくと、いつまでたっても傷ついたときと同じ状態に、凍りついたままになってしまいます。ある特定のことに関して、トラウマとなったできごとのあった時点の年齢の考え方、感情、感覚で理解しているので、それは現実とはかけ離れたものになっています。たとえば、父親にたたかれていた人は「男は皆、こわいものだ」という考えが固定化して変化しないまま大人になってしまい、男女関係がうまくもてないようなことがあります

 仲間やセラピストなどトラウマを理解してくれる人に、何度も繰り返して話していくうちに、だんだん現在の年齢なりに心の傷をうけとめられるようになり、視野が広がり、子どもとして抱いていた大きすぎる恐怖が小さくなっていきます。

 いろんな角度から心の傷を繰り返し話すこと自体が、癒しにつながることを知りましょう。