内容
子ども時代に親など身近な保護者から身体的暴力や性虐待、無視、愛という名のもとに精神的暴力を受けた人々。心に深く刻まれたその傷を癒し、ふたたび自らの力を取り戻すために、トラウマ治療の最先端を行く精神科医斎藤学が、回復と成長のための具体的な方法をメッセージする。
目次
- 第1章 アダルト・チルドレンの癒しと成長
(1996年9月〜11月ヘルスワーク協会連続講演会記録)
- 1. 家族の機能
- 2. ジェノグラム
- 3. グリーフワーク
- 4. 回復のプロセス
- 5. エンパワメントの要素
- 6. 変化への挑戦
- 第2章 アダルト・チルドレン〜自らの力に目覚めるとき
(1997年2月15日家族機能研究所設立記念講演)
- 第3章 サバイバーからスライバーへ
(1998年1月25日家族機能研究所設立2周年講演)
- おわりに
読者の感想
- 実例が出されていて、自分と同じ問題の解決方法等が表されていて、捜しているものがみえてきそうです。(57歳・主婦)
- 私の中の混沌としているものが言語化されます。(40歳・大学生)
- とてもよかった。ヘルスワーク協会の連続講演会のシリーズもよかったし、やはり連続して話されるものはとてもよくわかるし、出版されるととてもうれしい。(49歳・塾教師)